当店では出張などで、すでに設置されているレーザーや演出照明器具の設定やプログラムなどに行くこともあります。

先日とあるクラブから、レーザー製品を買ったので、
DMXの設定をやって欲しいということで出かけました。
レーザーの商品は、届いたばかりと言うことで、箱を開けてみました。




そうすると、電源ケーブルのコネクターは中国用のモノ、
日本のコンセントにはつながりません。
しかもその先端は折れているのです。
まあどちらにしても、中国用ですので電源ケーブルは使えません。


横に吊っていたムービングライトのケーブルを使い、電源を入れてみました。

レーザーはディップスイッチでモードを変えるタイプの物でしたが、取り扱い説明書が入っていません。
英語のモノも入っていませんでした。
ただディップスイッチの設定は、本体に書かれていたので、その通りやってみました。
ディップスイッチのON/OFFが通常パターンと反対のようです。
まあ、それはタマにあります。


音調(音に反応して動く)はすぐに出来ました。
しかし自動(音などに関係なく、どんどんパターンが動く)制御は出来ません。
また、表示されているスペック1.05W(1050mw)とは程遠い明るさで、
体感では300mwまたはそれ以下な感じです。



目的はDMXでの使用ですのでモードをDMXに、そして使用するチャンネルに設定。
しかし、まったく動きません。チャンネルが間違ってるのか?と思い、
チャンネル1でやってみましたが、ウンともスンとも言いません、、。
ディップスイッチを色々なパターンで設定しましたが、ダメなようです。


そしてその時気づいたのですが、本体下の基盤を止めてると思われるネジが2本ぐらいゆるゆる、
ILDAをつなぐ部分もゆるゆるなのです。かなり造りが怪しい感じです。


そんな感じですので、おそらく内部の接続してる部分の造りもいい加減な感じなのが想像できます。

どうやらレーザーは、音調でしか使えそうにありません。
それをお店の人に説明しているときに、電源が切れました。
すぐに電源を入れなおすと電源は入ったのですが、今度は音調でも動かなくなっていました。
色々とディップスイッチを触ってみてわかったのですが、スイッチの9番10番と1番2番が入れ替わってる感じなのです。

つまり、1番が10番の役割をしているのです。
こんなことは、20年ぐらいこの仕事をしているのですが、初めてです。
そして、この時には音調も自動も動作いたしました。


とりあえず、それで使用すると言うことですので、
OKをいただき、作業を終了しました。

商品は、どうやらオークションサイトで購入した物のようです。
定価はそこそこな額が書かれていたということです。
(買値は、かなり安かったのでしょう)


また箱には、以前当店で扱っていたILDAソフトiShowも入っていましたが、
説明書も何も入っていませんので、ほとんどの人は使うことは出来ないでしょう。



別の時の話ですが、ILDAソフトだけ見せて欲しいと来店された方がいました。
レーザー本体は、ご自分のものを持ってこられて来店されたのですが、他で購入された中国製のモノでした。


レーザーを見せてもらったのですが、やはり書いているスペックとは程遠い性能でした。
またRGBレーザーでしたが、レッドの光が2重に出るのです。
ですので、他のカラーとは重ならず、汚いビームになるのです。
値段はそこそこしたようですが、その価格にしては、かなり粗悪な感じです。



このように並行輸入的商品には、粗悪な物が少なくありません。
また使い方がさっぱりわからないような不親切なサポートもあります。
特に、あまりに低価格な物にはご注意ください。


購入後、安心して使える、そしてレーザーの持つ機能を最大に生かせるように、レーザー商品、演出照明機材は、ぜひ当店でお買い求めください